【ABEJA】「テクノプレナーシップ」を掲げ、AIで豊かな世界を実装する技術者集団の素顔

2012年の創業以来、AI・ディープラーニング技術で日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)を牽引してきた株式会社ABEJA。同社は自らを、単なるAI企業ではなく「テクノプレナーシップ・カンパニー」と定義しています。それは、最先端のテクノロジーと起業家精神に、人間を豊かにするための教養「リベラルアーツ」を融合させるという独自の哲学です。製造、物流、金融、介護といった社会の基幹をなす領域で、AIを活用した本質的な事業変革に挑むABEJA。そのビジョンとカルチャー、そして未来を担う人材に何を求めるのか、同社の戦略を追いました。
AIで企業の中核を支える、独自のプラットフォーム戦略
ABEJAの事業の核心は、独自開発した「ABEJA Platform」にあります。これは、データ収集からAIモデルの開発、実業務への組み込みまでを一気通貫で支援するソフトウェア群です。同社の強みは、マーケティングや人事といった周辺業務ではなく、品質管理や安全監視、介護計画といった、企業の根幹をなす「ミッションクリティカル」な領域のDXに特化している点にあります。
例えば、三菱ガス化学株式会社とは、プラント配管の腐食状態を画像から自動判定するシステムを共同開発しました。熟練検査員の目視に頼っていた作業をAIで支援し、フィードバックを受けてAIがさらに賢くなる「HUMAN-IN-THE-LOOP(人間参加型AI)」というアプローチで、検査業務の工数を約50%削減したといいます。また、SOMPOホールディングス株式会社とは、介護施設入居者の健康状態の変化を予測するAIを開発。介護のプロの知見をAIに学習させ、一人ひとりに最適なケアプランの策定を支援することで、介護の質の向上を目指しています。
これまでに300社以上の企業に導入され、企業の競争力強化と社会課題の解決に貢献してきた実績こそ、ABEJAの技術力と社会実装力の証明といえるでしょう。
テクノロジーとリベラルアーツの融合。「テクノプレナーシップ」という企業文化
ABEJAを理解する上で欠かせないのが、同社が掲げる「テクノプレナーシップ」という理念です。一般的にテクノプレナーとは、技術(テクノロジー)と起業家精神(アントレプレナーシップ)を兼ね備えた人材を指しますが、ABEJAはその定義に「リベラルアーツ」を加えています。
代表取締役CEOの岡田陽介氏は、イノベーションは社会を豊かにする力を持つ一方で、使い方を誤れば負の側面も生み出す「諸刃の剣」であると語ります。だからこそ、技術を社会にどう実装すべきか、その結果何が起きるのかを多角的に問い続けるリベラルアーツの視点が不可欠だと考えているのです。この哲学は「Win Right(倫理的・道徳的に正しい方法で勝つ)」をはじめとする同社の6つの行動指針「ABEJA 6 VALUES」にも色濃く反映されています。
この理念は、単なるお題目ではありません。エンジニア偏重になりがちなAI企業において、ABEJAの社員のバックグラウンドは理系と文系が約半々と、多様な知見が混じり合う土壌があります。技術的な正しさだけでなく、社会的な意義や倫理観を重視し、チームで最善の解を追求する。それがABEJAの企業文化の根幹をなしています。
多様な専門性が交差する、成長と学びの環境
「テクノプレナーシップ」を体現する企業文化は、社員の働き方やキャリアにも大きな影響を与えています。同社は全国どこからでも勤務可能なリモートワーク制度を導入し、フレックスタイム制も活用されています。1日の平均残業時間は約51分と比較的短く、社員の91%が「有給休暇が取りやすい」と回答するなど、自律的に働き方を設計できる環境が整っていることがうかがえます。
多様なバックグラウンドを持つ社員が、それぞれの専門性を発揮しながら成長できるのもABEJAの魅力です。あるアカウントエグゼクティブは、前職のコンサルティングファームでは戦略立案までしか関われなかった経験から、課題設定から実装まで一貫して伴走できるABEJAのスタイルに惹かれて入社したと話します。また、あるデータサイエンティストは、顧客の課題を深く理解し、時には課題設定そのものを問い直すことから始めるABEJAの仕事に、自身のKaggleでの経験が活きていると語ります。
「ただ技術をやるのではなく、技術を何かと結びつけたい」。そんな想いを持つ人材にとって、専門性の異なる仲間と刺激し合いながら、ビジネスと技術の架け橋となる経験を積める環境は、大きな成長機会となるはずです。
日本から世界へ。社会課題解決を目指すDXの最前線
ABEJAの成長を支えるもう一つの柱が、グローバルなテクノロジー企業との強固なパートナーシップです。2017年にはNVIDIA社、2018年にはGoogle社から出資を受け、技術・事業両面での連携を深めてきました。こうした提携は、ABEJAが常に世界最先端の技術動向を捉え、プラットフォームを進化させ続ける原動力となっています。
2023年6月には東京証券取引所グロース市場へ上場。スタートアップから、社会的な公器としてさらなる成長を目指すフェーズへと歩みを進めています。近年では、注目を集める生成AI分野にも注力し、日本語の特性に合わせたモデルの開発などを進めており、常に技術のフロンティアを切り拓く姿勢を崩しません。
その活動は国内に留まらず、シンガポールやサンフランシスコにも拠点を構え、世界経済フォーラムの「テクノロジー・パイオニア」に選出されるなど、国際的にも高い評価を得ています。「より豊かな世界を実装する(Implement a Fruitful World)」というミッションの下、日本の産業構造を変革し、その知見を世界へと展開していく。ABEJAは今、そんな壮大な挑戦の只中にいます。
「より豊かな世界」へ。ABEJAが求める未来の仲間
ABEJAが目指すのは、AIというテクノロジーを用いて、より豊かで実りある社会を実装することです。それは、単に効率や利益を追求するだけでなく、人々の暮らしや働き方をより良い方向へ導いていく、壮大かつ意義深い挑戦です。
このビジョンを実現するためには、多様な才能が必要です。深い技術的知見を持つエンジニアやデータサイエンティストはもちろん、顧客の課題を解きほぐし、事業を前に進めるビジネスサイドのプロフェッショナル、そして、それらをつなぎ、プロジェクトを成功に導くマネジメント能力を持つ人材。何よりも、ABEJAの「テクノプレナーシップ」という理念に共感し、自らの専門性を武器に社会課題の解決に挑みたいという情熱を持つ人を、同社は未来の仲間として求めています。
ABEJAでのキャリア機会や、AIを活用した社会課題解決について詳しく知りたい方は、JINZ.AI お問い合わせフォーム よりお気軽にご連絡ください。
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