【株式会社関電工】社会インフラを支え、未来を築く。多様な人材が輝く「マルチトラック」なキャリアパスとは
電力、空調、情報通信といった社会に不可欠なインフラを、1944年の創業以来、一貫して支え続けてきた総合設備工事会社の株式会社関電工。連結売上高約7,420億円、従業員1万人超を擁する同社は今、脱炭素化(GX)やデジタルトランスフォーメーション(DX)、そして少子高齢化という大きな時代のうねりに向き合っています。こうした変化に対応し、持続的な成長を遂げるため、同社が打ち出す独自の人材戦略が注目を集めています。採用サイトには、新卒から中途、さらには元社員の再入社まで、6つの異なる入口が並びます。多様な人材がそれぞれのステージで輝ける環境をどのように築いているのか、その戦略と現場の素顔に迫りました。
社会インフラを支える「グリーンイノベーションカンパニー」
関電工は、電気設備、空調・衛生設備、情報通信設備など、幅広い分野で社会や産業の基盤を構築する総合設備工事会社です。東京・芝浦に本社を構え、発電所や空港、地下鉄といった大規模公共インフラから、最先端のクリーンルーム工場まで、国の根幹を支える数多くのプロジェクトを手がけてきました。その事業領域は国内にとどまらず、シンガポールやベトナムなど東南アジアにも拠点を広げています。
近年、同社は自らを「グリーンイノベーションカンパニー」と位置づけ、事業を通じて脱炭素社会の実現に貢献することを鮮明に打ち出しています。太陽光や風力といった再生可能エネルギー施設の建設、スマートビルディングの実現など、環境配慮型社会の構築に不可欠な技術とサービスを提供。過去最高益を更新する好調な業績を背景に、未来への投資を加速させています。
多様な入口を用意する「マルチトラック」採用戦略
同社の人材に対する考え方を象徴するのが、公式採用サイトの構成です。サイトを訪れると、6つの入口が用意されていることに気づきます。「大学・専門・高専卒採用」「高校卒採用」「キャリア(中途)採用」「ジョブ・リターン採用」「障がい者採用」「グループ会社採用」。これらは単に募集対象を分類したものではなく、多様な背景を持つ一人ひとりが活躍できる場を用意するという、同社の強い意志の表れです。
新卒一括採用が主流だった日本の産業界において、経験を積んだ中途人材や、一度会社を離れた元社員のための「ジョブ・リターン」制度、そして海外からの人材まで、複数のルートを対等に設ける設計は先進的と言えます。この「マルチトラック」な採用戦略こそ、変化の激しい時代を乗り越え、多様な価値観を取り込みながらイノベーションを生み出そうとする、関電工の経営姿勢を映し出しています。
育成への投資と「関電工人財開発センター」の役割
多様な人材を受け入れるだけでなく、その成長を支える投資にも余念がありません。その象徴が、2025年3月に開設された「関電工人財開発センター」です。この施設は、新入社員の基礎技術研修から、DXを推進できる高度なスキルを持つ人材の育成まで、社員一人ひとりのキャリアを長期的に支援するハブとしての役割を担います。
特に、現場の最前線を担う高卒採用者には、専門資格の取得支援を含め、手厚いOJTと研修が提供されます。また、全社的に推進するDX戦略に基づき、「社員自らがデジタルツールを駆使して業務を改善できる」人材の育成にも力を入れています。人を資本と捉え、その成長に惜しみなく投資する文化が、関電工の技術力と競争力の源泉となっているのです。
現場の声が語る、働きがいとカルチャー
実際に働く社員は、関電工の職場環境をどう感じているのでしょうか。外部の口コミサイトなどを見ると、ワークライフバランスへの評価が高いことがわかります。「多くの部署で時間通りに退勤できる」「正当な理由があれば柔軟な働き方が認められる」といった声が寄せられています。建設業界のイメージを覆す、穏やかで互いを尊重するカルチャーも特徴の一つのようです。ある社員は「怒鳴ったり、誰かを辱めたりするような光景は見たことがない」と語ります。
もちろん、大企業ならではの課題がないわけではありません。キャリアパスの明確化や、トップタレントを惹きつけ続けるための報酬制度など、改善すべき点も認識されています。会社側も中期経営計画の中で、人事・賃金制度の見直しや従業員エンゲージメントの向上を明記しており、社員の声に真摯に耳を傾け、より魅力的な職場環境づくりに継続的に取り組む姿勢がうかがえます。
国境を越える人材獲得と「特定技能」制度の活用
関電工の人材戦略は、国内だけに留まりません。同社は、日本の電気工事業界で初めて「特定技能」制度を活用し、フィリピンの若手技術者を正社員として迎え入れました。これは、深刻化する国内の人手不足への対応という側面だけでなく、海外の優秀な人材を発掘・育成し、共に成長していこうとする長期的なビジョンに基づいています。
提携するフィリピンの職業訓練校の卒業生たちは、日本での就労前に「関電工人財開発センター」で研修を受け、屋内配線の専門家として現場に配属されます。彼らを短期的な労働力ではなく、会社の未来を担う正社員として迎え入れることで、技術の継承と職場の多様性を両立させています。この取り組みは、国境を越えた新しい人材獲得モデルとして、業界内外から大きな期待が寄せられています。
求めるのは、変化を楽しみ、未来を共創する人材
社会インフラの維持・更新に加え、GXやDXといった新たな潮流の先導役を担う関電工。同社が共に未来を築く仲間として求めるのは、安定した環境に安住するのではなく、自ら学び、変化を楽しめる人材です。高い専門性を追求する探究心、チームで大きな目標を成し遂げる協調性、そしてこれまでにない課題に果敢に挑戦する意欲が、これからの関電工を創る力となります。
伝統ある大企業でありながら、常に社会の変化を見据え、自らを変革し続ける。多様なキャリアパスが用意されたこの場所でなら、きっと自分らしい成長の物語を描くことができるはずです。
株式会社関電工でのキャリア機会や、多様な人材が活躍する職場環境について詳しく知りたい方は、JINZ.AI お問い合わせフォーム よりお気軽にご連絡ください。
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